化物語が精神医学的に妙に正しい

ああ、こういうストレスを受けたら心はそういう防御を取るよね、みたいな部分が妙に正しい。
だけど、それを指摘してる記事が1件くらいしか見当たらなかったので、私が化物語を見てて思った所だけ書いときます。
言っておきますが、私は病んでた経験があるだけで精神医学を学んだことは無いですし、化物語はアニメしか見てません。
あらすじ書かずに結論だけ書きます。




  1. ひたぎクラブ

過度のストレス(強姦未遂、母への愛憎)を忘却することで守ろうとした。
忘れたはずのトラウマが不意に出てきたり、あるいは水面下で不具合をおこしたりするのはよくあることかと。
その解決法も、トラウマと向き合い折り合いをつける、という方法をとったのですごくそれっぽい。

  1. 羽川翼猫物語

羽川翼アダルトチルドレンっぽさがすごい。
作中で羽川と親はうまくいっていないことが明かされるのですが、それを踏まえてアダルトチルドレンで検索してみるとそれっぽさがすごい。
分類で言うならロストワンかヒーローかな。
途中にあるサラダの例えも考察してみれば何かありそうです。

  1. 千石撫子と蛇

自己愛性のボーダー?
ボーダーとは、少しのことでその人を好きになったり一気に嫌いになったりする病質のことです。
撫子の「好きになってくれないなら死んじゃえ」的な部分が、ボーダー的。


特定の名前のついた病質と関連付けようとすると難しいですが、とりあえずこの3つが分かりやすいところだと思います。
それ以外にも、「ああこういう追い詰められ方した人間ってこう考えるよなあ」って思うところ多いです。今回の老倉のとことか。
何がすごいのかと言うと、キャラクターの性格が先に出た筈なのに、それにぴったりと合致した家庭環境を設定できるところがすごいんですよ。
作者が精神医学を齧ってたとかなら分かるんですけど、そうじゃなかったら相当にすごい。
なんでかって、普通の人は精神医学避けるんですよ。まず知りたがらない。むしろ煙たがる。
だから狂人の理論を常人は理解出来ないし、思考をトレースすることも出来ないんですよ、普通。
だから西尾維新が天然でそれ出来てるとしたら相当にすごい作家だと思います。例えて言うなら頭の中に架空の人物の脳を作ってちゃんと動作させてるような……なんでそんなこと出来るんだ。
ただ私ではうまく説明出来ないのでちゃんと精神医学やってる人が見て説明して欲しい。
神原のも説明出来そうですし、老倉もいけそうなので誰か頼む。
まよいと火憐と月火は関係ない気がする。スネイクの方の撫子、デビルの神原、よつぎちゃんもそんなに関係ないかなあ。
とにかく誰か頼んだ。私は傷物語を待つので精一杯だ。



ところで聞いておきたいのですが、終物語5話、老倉の独白を受けた羽川のセリフ。
これを私がはっきりと予想できたのは、私が狂人だったからか、否か。
はてさて。





追記
ちなみに私はフィクションに現実的な視点を持ち込んで「これが正しい」とか主張するつもりはありません。
ただ「西尾維新の頭おかしくない?」ということを確かめたいだけなのです。







追記
バサ姉くそかわいくない?